入試や入社試験に必要な小論文の書き方に関心のある方はこちら!小論文を書くことは思っているほど難しくはありません。論述に必要な方法をマスターすれば誰でも合格できる小論文が書けるようになります。
小論文は感想文ではありませんからまずは「主題」を決め、分析メモをとることからはじめます。
分析メモをアウトラインにして論述を始めます。
主題は小論文の書き方の「柱」となるものです。当然、柱は一つだけがいいですよね。
しかし柱をどれにするか迷ったならば、少しずるい方法ですがあなたが「書きやすいもの」を主題に持ってくるといいと思います。
入試や入社のための小論文は、あくまでも学校や企業に採用してもらうためのものです。多少思っていることと違っても、きちんと論を組み立てられるほうを選んでもそれは良いと私は思います。
そして柱がきまったならば、分析メモで書いておいた「具体例や体験」などは柱を支える根拠となります。
ここまで決まったならば、あとは構成しながら書くだけです。色々な構成があるのですが、一番簡単なのはやはり下のような書き方だと思います。
第1段落:主題となることを書きます。あなたの主張をまずここでしておけば、主張が途中で一貫性を失いそうになっても立ち直りやすいものです。
第2段落:なぜそう意見や主張を張るのか、根拠となった具体例やあなた自身の体験を述べていきます。いくつもダラダラと書くのではなく、字数は限られているので一つに絞って書いたほうがいいでしょう。
第3段落:第2段落をもとにして、考察をすすめます。その体験からあなたは何を意見や主張たのか、端的にあなたの主張へとつながるように考察をしていきましょう。
第4段落:主題を再提示させて、結論づけます。主題を発展させることができれば一番いいですが、難しいようならばただ繰り返し述べるだけでもいいと思います。
もう一度主張を繰り返して、あなたの意見や主張を入試や入社する学校や企業の担当者に強調するということですね。
字数が800字以下であれば、第3段落は省略して3段落構成で書きましょう。
200字以下のケースは段落はなしでよいと思います。
合格に値する小論文とは、どのような点が評価されるのでしょうか。そしてどんな小論文がよくて、どんな小論文が悪いのでしょうか。
この点を理解しておくと、小論文の論述がスムーズになる参考になることでしょう。
就職する学校や企業や、大学入試の際、などで評価が変わることはあるかもしれませんが、評価が高い小論文の条件はそのツボを押さえておかなければなりません。
●課題の意図を理解し、設問に適切に答える:「〜について賛成か反対か、あなたの意見を述べよ」という設問なのに、「賛成」であるとも「反対」であるとも明確にせずに論じていったならば、設問に答えているとは言えません。
その論の内容から「おそらくは反対なのだな」と読み取れたとしても、明確に示していないということで減点の対象となってしまいます。
思い込みだけで論を展開していくことは、設問無視、と取られても仕方がありませんよね。問題文や課題文をしっかり読む、ということは簡単で当たり前のようですがとても重要なことです。
●読み手を説得させるだけの論を展開していく:あなたの意見や主張を裏付けるような具体例や体験などを述べて、一貫した主張を読み手に伝えていくことが必要です。
入試や入社の担当者に、「なるほど、そうか」と思わせるだけの説得力が小論文のよい書き方には必要となります。
●独創性:これがあると、多くの小論文の中から目をひく存在になることは間違いないでしょう。「携帯電話の是非」について問われたときに、「否定」しておいてその理由をありきたりなものにしてしまう。
これでは多くの中に埋没してしまっても仕方ありませんよね。否定するにしても、あなたの体験に基づく独創性があったりすると、評価は高くなります。
もちろん、独創性が高いだけで根拠が希薄なものはダメですけれどもね。
●意欲が感じられるもの:入試や入社試験などに使われるものですから、あなたをアピールしていきましょう。前向きな論を展開しておくと、好印象です。
これらの条件を満たしていると、評価が高まることは間違いないことでしょう。
前に、評価が高い小論文の書き方の条件について述べましたから、今度は評価が低くなってしまうつまり不合格になる小論文について述べていきますね。
もちろん、「評価が高い小論文」の逆をやってしまうと評価が下がってしまいます。
それだけではなくて、「やってはいけないこと」を書いてしまうと、入試や入社などの場においてその小論文の評価は悪くなってしまうのですよ。
●出題の意図から外れて、勝手な論を展開してしまう:こういう人はよくいます。設問を読んだはずなのに、意図を勝手に解釈してしまうのですかね。
時点でアウトです。
●あなたの主張がない:課題文型の時にかなり見受けられますが、課題文のなぞりだけ、になっている人がいます。小論文では「あなたの意見や主張」が問われているわけですから「主張がない」というのは致命的ですよ。
一般論などにすりかえることも多いようですが、あくまでも「あなた自身の価値ある主張」を展開することが非常に大切です。
●感情的になりすぎる、独創的すぎる:よい小論文のところで「独創性」について述べましたが、読み手の共感を得られないほどの「独創性」は印象を悪くしてしまいます。
「独創的」にこだわるあまり、反社会的な論になるケースがありますが、これも印象は当然悪くなってしまいます。
また小論文では「客観性」や「冷静さ」が必要ですから、「絶対に許せないと思う」などの表現は感情的であるとみなされて評価は下がります。
冷静に論を展開しましょうね。
●論の構成をしっかりたてる:あなたの一貫した主張を読み手にわかってもらうために、構成力が必要となってきます。
必ずしも決まった構成はないのですが、一般的には「あなたの意見や主張」→「裏付けるための具体例など」→「考察」→「意見や主張を再提示」という構成が一般的ではあります。
●文法間違いや誤字・脱字が多いもの:国語の基礎力が問われるような間違いは当然評価が下がりますよ。
注意しましょう。
希望の学校や就職先に入るために、これらのことに気をつけましょうね!